« 2011年3月 | トップページ | 2011年5月 »

2011年4月の記事

2011年4月27日 (水)

貢献感

Sign of early summer

 天候が不順で身体がうまく順応できない日が続いている。そんな中、山吹の花を見ると早くも初夏の気配を感じる。
 避難所で暮らす認知症の老人の状態が改善することがあるという。たまたまテレビで見た。ちょうど去年の今頃施設への入所が決まり、かれこれ一年ほどお世話になっているのだが、父の場合、僕が平日一人で介護をしていた時よりも今のほうがよくなっていると思うことはたびたびある。地震のこともしっかりわかっているし、人形のことを覚えていた。人形のことというのは前にも書いたように父が人形を枕元に置いているので、家から持っていったのである。父は横にすると眼をつむる人形が気に入ったようで、次の週、人形のことをたずねたら、あんたが持ってきてくれたんやな、と妻に話していた。こういうことは家にいた時にはなかった。入所されている他の方やスタッフとの関わりが変化をもたしているのだと見ている。父といる時、僕は以前そうだったように、あまり話しかけたりしていなかったのかもしれない。
 これとは別のことだが、時々思うのはもしも僕が病気にならず、父のことを気にかける余裕がなくなるということがなかったら、そして父と時々会っていたら、今とは違っていただろうかということである。自分の病気のことばかりに目が向いてしまい父のことまで考える余裕がなかったのである。
 退院が決まった時、病院に迎えに行ってやるといってくれた。結局、妻が休みをとってくれたので父に助けてもらわなかったのだが、断った時父がひどくがっかりしたのを覚えている。子どもが病気になっていいはずはないが、父は僕のためにできることがあると思ってはりきっていたのは本当である。
 先週から今年も聖カタリナ高校での講義が始まった。質問が次々に出て驚いた。

| | コメント (1)

2011年4月21日 (木)

空を見上げよう

Looking up at the sky

 桜の写真を撮っていたら、月が出ているのに気づいた。空を見上げず、音楽を聴いていない日が続くと心がひからびるような気がする。

| | コメント (3)

2011年4月20日 (水)

今年の講義

Everyone turns to see this beautiful lady...

 毎年、この時期になると心筋梗塞で倒れた日のことを思い出す。あれから5年経った。あの頃も4月になったのに寒い日が続き、前の週、その年初めて聖カタリナ高校に出講した日、駅で震え上がっていたのを思い出す。一月の入院生活で、新緑の美しい季節をふいにしてしまったが、生還できて本当に嬉しかった。本を書けるようにまで回復したいという願いは叶えられ、以後、それ以前にましてたくさん本を書いた。人前で講演する機会は激減したが本を読んだというメールなどが届くと嬉しい。また来年も同じように書ける日がきますように。今週からの前述の聖カタリナ高校での講義に加え、6月から入院前日に一度だけ講義をして行けなくなった明治東洋医学院専門学校に復帰し、10月からの近大姫路大学は、看護学部だけでなく、教育学部でも講義をすることになっている。

| | コメント (0)

2011年4月13日 (水)

次の世代の人が決める

Spring meditation

 地震後一ヶ月経って、はたしてこの間どこにいたのか(各選挙区?)政治家たちが現れて、首相を批判する。今は目の前にある危機を乗り越えることが先決で、原発事故を政争の道具にしてはいけないと思う。次の世代に負の遺産を残してはいけない。自分のこと、目先のことしか考えない人たちが未来を決めてはいけないと思う。

| | コメント (2)

2011年4月12日 (火)

伊坂幸太郎『PK』

Brilliant sakura

 忙しくしていて、写真を撮りに行く時間もなかったが、今日は時間を取れた。自分しか自分の生活を縛る人はいないのでしかるべく休みを入れたらいいようなものだが。
 今月の『群像』所収の『PK』(伊坂幸太郎)読んだ。引かれているアドラーの言葉が見事に活かされた秀逸の短編。読後、力が漲るのを感じた。
 単行本(文庫)として刊行されている伊坂さんの本は全部読んでしまったので、新刊の出る日を楽しみにしている。

| | コメント (0)

2011年4月11日 (月)

いっぱいありがとう

Archaic smile

 地震から一月。自粛というようなことを政治家からいわれなくても、気持ちは重く沈んだままだが、今年も去年と変わらず桜が咲いた。これは豆桜と呼ばれるもので、晴れやかさはないが、控え目な美しさは一度見たら忘れられない。今年は例年とは違う場所で見つけた。
 父のところへはこの頃は週末訪ねる。枕元にたくさんの人形が置いてあった。「夜になると子どもになるんや」という。本当にそうなのだろう。父が画いた絵が飾ってあった。葉書大の紙に大きく「光」という字。稲妻のような光線の絵に添えて、「いっぱいありがとう」と書いてあった。

| | コメント (0)

2011年4月 2日 (土)

翡翠

Kingfisher

At last

You always make my day

 4月になり桜が咲き始めたら毎日見ていた翡翠を見なくなった。いるのを見かけても写真に撮るにはあまりに遠くにとまるのだが、最近撮った翡翠。

| | コメント (0)

2011年4月 1日 (金)

四月

Fallen camellia

 今日から四月。春になれば、という思いで仕事をしてきたが、不意打ちのように四月になった。新しい年度は出講する学校、講義数が増える。新しい学生たちとの出会いを楽しみにしている。三月中に終えるはずだった仕事が終えられないでいる。気合いを入れて、一日を始めたい。

| | コメント (0)

« 2011年3月 | トップページ | 2011年5月 »