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2011年1月26日 (水)

まわりの人が気を遣ってくれて、と

I can't wait for spring

 風邪で数日寝込んでしまった。近年は風邪を引くこともなかったのだが。今日は出講日だったのでそれまでに治さないといけないと思って横になっていた。まだ本調子ではなく、思うように声が出なかった。
 週末、父のところへ行ってきた。父は部屋で寝ていて、僕たちが入った時、「誰もきてくれへん」と大きな声を出していた。挨拶をしたら「久しぶりやなあ」といってくれた。一週間も開けてなかったのだが。成人式の日に撮った娘の写真を持っていって父に見せた。誰の子どもなんだと問うので、妻は「私たちの子どもです」と答えたが、理解できないようだった。「知らん、全然、知らん」。
 「散髪したんやなあ」というと、「正月前に散髪に行けなかったんだ。自分では行かないからな。そしたら、まわりの人が気を遣ってくれてなあ」。「まわりの人」って僕なのだが(前回、申し込んでおいた)、アドラー心理学のいい方では世界像がよいということなのだろう。

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コメント

74歳になった母が、公共料金の払い込み通知を見て
「どこかで振り込んでこないといかん」と言うので
何かと思えば、数年前に払い込んだものの上面の紙なので金額などが書いていなかったり、
「この紙の使い方がわからん」と言って渡してきたのが
近所のスーパーでもらった割引券で、一月中に3000円以上買ったら使えると書いてあります。
視力と知力が落ちてきているので文章理解能力が無くなってきていることが分かります。
しかし、そんなことも「こういうことが訳分からんで
いかんわぁ」と笑っている母を見ると、時々背筋がブルブルッとなります。
テレビでは、ちびまるこちゃんとおじいちゃんが
「ご相談はお医者さんにお気軽に」と言っていますが、
「そりゃ相談にはお気軽に乗ってくれるだろうけれど、
回答や対処法ははお気軽なものじゃないだろうに」と、つい文句を言ってしまいます。

投稿: ちばちゃん | 2011年1月29日 (土) 21時37分

 父とは離れて暮らしていたので気がつかなかっただけで、近くにいたら驚きの毎日だったと思います。父が帰ってきた初めの頃、自動販売機でジュースが買えなくて怒っていたことがありました。僕たちには何の苦もなく理解できることでも、お金を入れる場所、お釣りが自動的に出るか、レバーを押さないといけないかなど機械によって違うと父はたちまくわからなくなったようでした。

投稿: 岸見一郎 | 2011年2月 6日 (日) 19時25分

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