« また会えなかった | トップページ | お前がいるから »

2010年6月 7日 (月)

いっそ過去のことは

(公私共々少し忙しくしていて、返事など遅れています。すいません)
 去年教えていた学生が今日から実習に行く。去年は訪問看護実習に父のところへ学生が何人もきて、学生との再会できて嬉しかった(僕は、ということだが)。講義の時、よほどのことがなければ、来年実習の時に父のところに実習にくる学生がいるという話をしたのだが、そのよほどのことが起こってしまったことになる。もっとも老健に入るというようなことはその時はまったく予想もしていなかったのだが。
 前の日記を読み直していて、「父が忘れてしまったことは仕方がない。もういっそ過去のことはすべて忘れて、一からやり直したい」といったことを思い出した。どうしたらこんなふうに思えるよう援助できるだろう。今が満たされていれば、過去の思い出にとらわれる必要はないだろう。しかし、それではどうすれば今が満たされていると思えるかは難しい。そのように思える援助はできても、それ以上のことはできないだろう。畢竟するに、このようなことは本来的には父の課題だからである。できることは、今の父をそのまま受け入れること。前の父と違うというふうに見るのは、親が子どもを理想から減点してみることに等しい。

|

« また会えなかった | トップページ | お前がいるから »

日記」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« また会えなかった | トップページ | お前がいるから »