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2010年5月27日 (木)

激変した生活/『人生の意味の心理学 上』

 すっかり変わってしまった生活にまだ慣れない。今も毎日父のいた家へ行って仕事をしているのだが、朝、出かける時間がずいぶん遅くなってしまった。前は父が待っているので一刻も早く行かないと思っていたのだが。
 今は週に二回老健に通っている。洗濯物を持って帰り、洗濯しないといけないからである。火曜日に行った時には、父はコルセットを外し、壁の方を向いて熟睡していたので、起こさずにそのまま帰ったが、せっかく行ったのにという思いが残った。看護師さんらから父の様子を聞くことはできたが、やはり父と話をしたかったことに思い当たった。
 この頃、電話が激減した。前は父の介護関係の電話がひんぱんにあったのだが。

 アドラーの『人生の意味の心理学 上』を上梓した。4月に出した二冊の本ではこの本からの引用が多い。アドラーセレクションでは初めての英語からの翻訳である。
<人生についての意味づけ(ライフスタイル)を変えれば、世界は驚くほどシンプルになる。心理学の巨匠アドラーが、平易な言葉で雄弁に語る幸福論。上巻では、人生の意味は他者への関心と貢献、協力であることを、夢、早期回想、家族布置の事例を通して明らかにする>

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日記」カテゴリの記事

コメント

お父様がいらっしゃらなくてもそちらでお仕事されるのはお家の管理などもあってのことでしょうか。それらがなくとも出掛けることでカメラを構えられる機会に恵まれたり、また生活にメリハリも出来るのかなと想像します。

今年はこの時期も例年になく涼しいです。お父様宅への通勤?やお見舞いも暑さの中より少しお楽でしょうか。しかし天候不順も少なからず体調に影響があるような気がします。どうぞご自愛くださいませ。

『人生の意味の心理学 上』amazonでワンクリックしたところです。〈人生についての意味づけ(ライフスタイル)を変えれば、世界は驚くほどシンプルになる。〉の意味が頭で分かるのではなく、体感したり行動に起こせるようになりたいのですがまだまだのようです。

投稿: hanayuki | 2010年5月28日 (金) 14時30分

hanayukiさん
 寒いといってもいいくらいですね。父の家には毎日花の水やりにいっています。それに風を通さないと家はいたむともいいますし。もっとも大きな理由は、僕が毎日出かけでもしないと運動をしなくなるからです。片道15分で、昨日は二往復しました。昼間だけこちらで仕事をして、夜は本を読んでのんびり過ごすというのが理想なのですが、なかなかそういうわけにいきません。
 アドラーの書いたものの中では比較的読みやすいと思います。とはいっても、もう古典といっていい本なので、現代人にはわかりにくいところもあるかもしれません。でも、そういうところを読み解くのが読書の醍醐味といえます。下巻も読みたいと思ってもらえたらいいのですが。解説は下巻の最後に書きます。

投稿: 岸見一郎 | 2010年5月28日 (金) 17時05分

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