« 電車の中で走るように | トップページ | 力は漲って »

2009年7月 7日 (火)

事実でなくても真実

Ikaros with unmelted wings

 昨夜はよく眠れなかった。エアコンは結局土曜日に交換ということになった。気が遠くなるような未来のことに思える。父のところに泊まるというのは一つの方法ではあるが。
 司馬遼太郎の『ひとびとの跫音』に、登場人物の一人が名前と年齢をたずねられ、そんなことはカルテに書いてある、ばかにするな、と怒る場面がある。父はこれまで何度か検査を受けたが、そのたびに横で見ていてはらはらした。今日は何日とたずねられても即得できないかもしれない。父は今は日付を知っていなければならない生活をしていない。病院では病室から途中何度もエレベータにも乗り迷路のような病棟を歩いた後で、ここは何階ですか、とたずねられても答えられるはずもない。父が「私も82歳になった。私の周りを見てもこんなに長生きした人はいない」と話す時(実際には80歳)、これは事実ではないが、父にとっては真実なので、誰もそれを否定することはできない。間違えていても父の人生には何の障りもない。
 娘が通う大学(の一つの学部)でインフルエンザに罹患した学生が二人いて休校に。インフルエンザは影を潜めたわけではない。
 写真を撮りに出かける時間がない。今朝は早く起きたので、蓮の花を撮りに行こうと思ったが、力がなかった。介護にも仕事にも体力がいる。

|

« 電車の中で走るように | トップページ | 力は漲って »

Flickr」カテゴリの記事

日記」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 電車の中で走るように | トップページ | 力は漲って »