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2009年7月28日 (火)

その名前は聞いた

in need of charging

 エアコンを使わずに過ごしている。いつもは父と体感が違うので、エアコンの調整でもめるが、今日はもめることはない。ヘルパーさんに任せて買い物に出かけ(父の夕食や洗剤、トイレクリーナーなど)帰ってくると父は起き上がってはいたが、ぼんやりしていて、ヘルパーさんが帰られるとまた寝に行ってしまった。昨日は看護師さんがこられていても、終始うつらうつらしていた。怒鳴られるのもいやだが、こうも反応が希薄だと食事の時以外は帰ろうかと思ってしまうが、行き帰りの時間が惜しいので、仕事のために持ち込んでいる本の山と格闘している。
 「それは何を読んでいるのだ」
とふいにたずねる。アドラーの伝記を読んでいた。英語の本なのだが、父は、表紙を見て、
 「アドラー…その名前は聞いたことがある」
というので驚く。僕の本が出版される度に目を通してくれてはいたようで、2005年に出版したエドワード・ホフマンの『アドラーの生涯』(金子書房)を電車の中で読みながらきた、といつか家にきてくれた時にいっていたことがあった。その本は父がこちらにきた時に持ってきた本の中にあったが、読み通したかはわからない。来月に出版される本の見本刷は10日くらいに届くと聞いているが、はたして父はわかってくれるかどうか。
 明日は主治医に往診を頼んだ。

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