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2009年7月23日 (木)

父の不安

what a heavenly day!

 父が思い詰めた表情で、もしも夜中に何かあったらどうしたらいいのか、という。狭心症の既往歴があって冠動脈にいくつもステントが入れてある。何度も検査入院を繰り返していたが、僕の方が父よりも悪くなって、三年前に心筋梗塞で倒れたのだった。父のいう不安は僕にはよくわかる。不整脈が出るようだ。「心臓が止まったんだ」と真顔でいう。
 僕はこんなふうにいって父の不安をのぞかなければならなかった。急に何かが起こることはない。必ず前駆症状があって、それについては週に二回看護師さんがこられ、定期的に病院にも行っているし、僕も毎日注意しているから、夜中に倒れるというようなことが起こる前に、入院することになるはず。何よりも、そんなふうに不安になることが心臓には一番よくない。「では、心配しないでいいんだな」「しなくていい」。きっぱりといいきらなければならない時がある。もちろん、本当のところは何が起こるかは誰にもわからない。明日は看護師さんがこられるが、その時に父が不整脈の話をするかどうか。いつも話をしたら落ち着くのか、明日看護師さんに話そうな、といっても、看護師さんを前にすると、よく眠れます、といってしまうのだ。もちろん、父がいわなければ僕がいうことになるのだが。

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