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2009年6月20日 (土)

忘れていることは

 今日は妹がきてくれて父の介護を代わってくれた。家に帰って横になったらあっという間に寝てしまった。30分くらいなのだが、横になるとこんなに楽なのだ、と思った。妹が見てくれていた間、父は穏やかだったようでよかった。朝も昼も夜もよく眠れるのは不安がないからだ、と話していた、と聞いた。
 ひどい息切れがする以外は体調は少し落ち着いてきた。少しの所作で起き上がれないほど苦しくなる。それなのに、朝行くと、カーテンと窓を開け、洗濯物を取り込んでいた。
 木曜の夜、講演、金曜の朝講義と続き、少し疲れたが、充実した日々を送ることができた。もっとも、そのために父には無理を強いなければならないのが問題なのだが。夕方起きてきた父が僕を見て、今日は仕事に行くといってなかったかとたずねるので驚いたが、僕の仕事のことを気にかけてくれていることはわかる。外での仕事はもとよりいつも締切に追われているので、余裕を持って父に関われないことがあって、週に何度もきてもらっている看護、介護のスタッフのきめこまやかなケアにいつも驚く。
 「いや忘れていることは思い出さなくてもいいのだ」と3月に退院してしばらくした時に父がいっていたことを思い出した。忘れたことは父にとっては今生きていくためには必要ではないということだろうが、覚えていてほしいと思うことはある。だからといって思い出させるわけにはいかない。
 久しぶりにカメラを持って散歩したが、思うような写真を撮れたかこれから見ようと思っている。

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