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2009年6月29日 (月)

止めないし

praying for rain ...

 少し雨が降り、この数日を思うとしのぎやすいが、天気予報がいうように昼から雷雨になるのかどうか。義父が昨日屋根を直しにきてくれた。びわの枝が屋根をこすり、瓦が三枚落ちてしまい、そのため雨漏りがするからである。明日から雨が降るというから、今日のうちに、と義父はいう。僕の父よりずっと年上で、父に「年に負けたらあかん」という元気な人ではあるが、炎天下、屋根に登るというので心配でならなかった。もっともこれが初めてのことではない。父が戻ってきたこの家は長く住んでいなかったが週末毎に義父母がきて風を通し、修理をし、いつでも住めるようにしてもらっていた。
 吉村昭の『死顔』が文庫になったことを知り(新潮文庫)、読んでみた。この作家については何も知らなかったのだが、去年の今頃、肺癌で亡くなった弟について書かれた『冷たい夏、熱い夏』(新潮文庫)をはじめ、何冊か読んでみた。ちょうど僕が心筋梗塞で倒れ退院してしばらくして亡くなった。病院では毎日訃報ばかり読んでいた。何歳でどんな病気でなくなったかということに関心があった。遺作となった『死顔』は、延命を拒んで亡くなった著者の死生観が如実に反映されている。
 昼食後、コーヒーを入れる。お湯を沸かしていることを知らなかった父は寝てくる、というので、残念だな、コーヒーを入れようと思ってたんだが、止めないし、といったら大きな声で笑う。

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