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2009年4月21日 (火)

心が穏やかに

the brook whispers ...

 雨模様の日だったが、小雨の中自転車で出かける。荷物が多いので、歩くのは大変なのでありがたい。夜はこの頃あまり仕事ができないので、以前のようにあまり多くの本を持ち帰ることはしなくなった。
 ヘルパーさんがこられるのがわかっていたからか昼食後すわったまま寝てしまった。父がどう見ていたかはわからない。ドアホンの音に気づかなかった。部屋に入ってこられたヘルパーさんの声で目を覚ます。父の介護のためにきてくださる人と少しでも話をすると心が穏やかになる。父の表情も柔らかくなる。昔も今も父と二人だと緊迫する。父が元気だった頃は、父とは決して二人きりにならないようにしたものだが、今はそういうわけにはいかない。緊迫すると感じているのは僕だけだ。たぶん。
 近年、レンゲをあまり見ない。子どもの頃は少しもめずらしくはなかったのに。日曜日にあてもなくカメラを持って歩いていたらわずかながら咲いていた。アユモドキの調査をしている人と話した。子どもの頃、父と毎日釣りをした川は今は禁漁区になっている。朝は4時過ぎに、夕方ももう何も見えなくなるまで釣りをした。夏は毎日そんなふうに過ごしたので、8月31日は宿題が少しもできていなくて困った。一夏分の日記など書けるわけはない。

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コメント

>>8月31日は宿題が少しもできていなくて困った。一夏分の日記など書けるわけはない。

こんなことでといってはなんだか失礼なようですが「人は変わる」ということが驚きとともに腑に落ちました。

一夏分の日記、その後どうされたのですか?

レンゲの写真、とてもきれいですね。子供の頃の風景を思い浮かべるとしたら、レンゲが一番懐かしいです。今は、すっかり少なくなりましたね。ほとけの座を遠目にみつけては、もしや!と思うのですが・・・。なかなか出会いません。

私も父と2人きりになるのは緊張するので、避けていました。そんなときは、落ち着かない気持を解消するためにあれこれ話しかけていたような気がします。こういうのも、人それぞれパターンがあるのでしょうね。先生のお父様は、先生と過ごされている時リラックスしていらっしゃるような気がします。(でも、聞いてみないとわからないんでしょうが)

投稿: mari | 2009年4月22日 (水) 20時34分

 一日で一夏分書きました。朝から深夜まで書けて。宿題は日記だけではなかったですね。いつもきてくれているので安心です、と父がケアマネージャーさんに話していました。そう思ってくれているのなら嬉しいです。あまり話しませんけどね。

投稿: 岸見一郎 | 2009年4月22日 (水) 21時38分

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