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2009年3月19日 (木)

静かに余生を

a friend from a longdistance ...

 父を見舞いにきてくれた人があった。春の花束で部屋が華やいだ。
 週の前半、元気だった父は、昨日の介護認定調査が終わってから力なく、今日は昼間食事以外の時間、起きていられなくて長い時間寝ている。ただし眠りは浅く、たびたび起きてくる。
 「どこかに行ってたんか? お前がいないと思って…」
 「いや、僕はどこにも行かない。ずっとここにいる」
 「それならよかった」
 何か夢を見ていたのかもしれない。
 心筋梗塞で倒れたのは2006年の4月だった。僕と49歳で亡くなった母は誕生日が同じなのだが、やっと母が迎えることができなかった50歳の誕生日を迎えることができてほどなく死線をさまようことになった。その日も数えて3回目の誕生日。振り返ればあっという間だが、静かに余生を送っている。

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コメント

手術をしてから何年と、手術日が記念日になりますね。私も先生と同じ3年になります。それ以来、桜を見れることが嬉しくて、感動で涙がでそうになります。つぼみもふくらみ、術後から4回目の桜がもうすぐ咲こうとしています。

投稿: おりひめ | 2009年3月19日 (木) 22時24分

 救急車で運ばれた時、桜が見えたと妻はいっていました。病室の窓からずっと桜並木を見ていたのを思い出します。生きながらえて本当によかったです。

投稿: 岸見一郎 | 2009年3月20日 (金) 22時16分

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