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2009年1月 3日 (土)

安全とはいえない

 今日は病院に行かず、妻と帰省中の息子に代わってもらった。昨日、貧血で息切れがひどく少し歩くだけで立ち止まって大きな息をする父が足腰が弱ったのか足がもつれるようであることが気になっていたが、とうとうトイレで転倒した。このことを父が看護師さんに伝えたのかは確認できていない。自力で起き上がったということだが力と時間がいっただろう。これではいけないと父が思えば、ベッドサイドのポータブル便器を利用しようと思うだろうが、そうでなければこんなことがあっても部屋のトイレまで歩こうとするだろう。こんな場合、家族としては常に見張っているわけではないので当然どうすることもできない。病院としてどう対応してもらえるか明日たずねてみようと思う。入院診療計画書には、入院生活が安全安楽に過ごせるよう援助する、と記載してあるが、転倒するようなことがあれば「安全」とはいえないからである。
 朝、夕父の愛犬の世話をするために父の家に通っている。いつ行っても熟睡していて大きな伸びをして出てくる。父が不在であることに気づいているのだろうか、といつも思う。何年かぶりかで犬と散歩をしている。どこかに行かなければならない目標なしに歩く。「帰ろうか」というと、どこを歩いていてもその場で回れ右をする。
 また明日くるから、と父にかけるのと同じ言葉を犬にかけ、鍵をして帰る。川沿いの土手を歩いて帰ることにした。電灯一つない道だが、雨上がりの空には月が出ていて明るく感じられた。父が入院していても一日の歩数は変わることなく驚くほど多い。
 父の退院がいつになるかめどが立ってないが、今のうちに仕事を進めておこうと思ってずっと原稿を書いている。
 父が入院したとたん力が抜けてしまった気がする。横になっている時間が増えた。

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