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2008年12月29日 (月)

犬の夢

年年歳歳花相似

 父は入院してからいよいよ力をなくし、僕が行ってもうとうとしていることが多い。シャワーの後、処置があって席を外そうとしたら、もう帰るのか、とたずねる。今、きたばかりだから、またすぐ戻ってくる、といったら安心したように見えた。しばらく父の近くにいて少し話をした後帰ったが、明日くるからというと「ありがとう」という。
 父が飼っている(今は僕が世話をしている)犬の夢を見たという。
 「上がり框のところで足をかけて、食事をくれと甘えるんだ」
 父の入院のことに気を取られていて僕の薬をもらいに行くことをすっかり失念していた。入院前、父の服薬管理を厳格していたのに自分の薬を忘れたのと似ている。

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コメント

自分がもしいなくなったら、この人はどうなるのだろう・・・と、お姑さんに会うたびに思います。今から7年前に、片道3時間の道のりを月に何回か通っていて、帰るときひとり残して帰ることが心配で、何とも言えない気持ちになりました。先生もきっとそうだと思います。でも先生も病人なのだという事を、忘れないで下さいね。

投稿: おりひめ | 2008年12月29日 (月) 20時45分

 まさにいわれるとおりです。病院ではちゃんとしてもらっているとは思いますが、父の言葉からは何もわからなくて、また明日くる時まで無事でいてほしいと願わずにおられません。

投稿: 岸見一郎 | 2008年12月30日 (火) 08時48分

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