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2008年12月 5日 (金)

介護認定

 父は要介護1ということになった。担当ケアマネージャーが決まり、どんなサービスを受けるかケアプラン作成に動き出した。父がこちらに帰ってきて二ヶ月目。新しいステージに入ったといえる。
 昨日、介護認定についての知らせを大学からの帰り、新幹線の車内で受けたが、木曜は在宅しているといったところ早速ケアプラン作成に打ち合わせにケアマネージャと会うことになった。最初はデイサービス、訪問、訪問看護と週1度から始め、様子を見ていくことになった。当然、父の意向が最優先なので父の希望などをたずねた。始まらないと何もわからないのは本当である。デイサービスなどについてケアマネージャーがたずねると父はこんなふうに答えた。
 「週に一度だけ行っていたのです(注:これはデイサービスではなかった。同年輩の人の集まり)。でも私は耳が不自由ですから、それに、もともと人と関わるのが苦手ですので、人と話さなくなりました。それに女の人が多く、男性はもう一人いましたが、その人は農業をしているおとなしい人で、その人と私は話があいませんでした」
 こんなこともいった。
「そういうサービスのお金、費用はどうなるのですか」
 この発言に僕は驚いた。こういう話はこちらにきて一度も出なかったからである。例えば、病院に行った時なども支払いのことは一度もたずねなかった。僕はそれは大丈夫だから心配しなくていい、といってしまったが、介護を受けるのは(恩恵ではなくて)権利で、そのために介護保険を払ってきたのだというべきだった。
 父の意向を最優先で繁栄したケアプランができればと思う。
 普段は父とひっそりと暮らしているが(母が亡くなった後父と二人で暮らしていた頃の感覚が蘇ってきている。今は毎日僕が通っているわけだが)、人がくるということになるとその日の朝から気合いが入っている。「おしゃれですねえ」といわれると、嬉しそうに笑う父を見て、今の状況は厳しいけれど、心和むひとときが過ごせ、そのせいか、常よりも速く時が経ったような気がした。
 夕食を作って娘と食べた後、疲れてしまって(大学に出講した次の日はひどく疲れるのだが、この頃は疲れをそのまま引きずってしまう)少し寝てしまった。その後、明日の夕食(父の分も含めて)の買い物に行った。夜の方が気分的には安心して買い物ができ、次の日の夕方に時間的な余裕ができる。

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日記」カテゴリの記事

コメント

こんばんは
>父の意向を最優先で繁栄したケアプランができればと思う
できますように!
義母のケアプランもできて、今日説明を受けました。
明日から週1回のデイサービス利用です。
義母は、人と関わるのが苦手で、敬老会も入っていませんでした、実家近くの同年輩の方が集まるところへは、一度も行かないままでした。
明日も不安そうです。

投稿: かすみ草 | 2008年12月 5日 (金) 02時13分

 今日はデイサービスの責任者と話をしましたが、父も心を動かしたようです。来週から早速週に一度行くことになりました。父の要望なども聞いてもらえよかったです。

投稿: 岸見一郎 | 2008年12月 5日 (金) 20時51分

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