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2008年12月30日 (火)

退屈も回復の兆しか

 昨日は病院に行ったのに持ち帰る洗濯物もなく(清拭もしてもらわなかったのだろうか)、看護師さんとも主治医とも会わず帰ることになった。さすがに気になってナースステーションに寄ったが、この日も皆コンピュータのディスプレイに釘付けになっていて誰も気がついてくれない。一番近いところにいる看護師さんに声をかけたら、知らない人ね、あなた、誰、というような表情をして、後ろを、つまり他の看護師さんに誰か対応してよ、というように振り向く。ようやく一人の父のことをよく知っている看護師さんが対応してくださった。何か聞いておくことありますか、という問いもなんだか妙だが、〜〜を持ってきてください、という答えも、もしも僕がナースステーションに行かなかったら伝わらなかったはずなので妙なのである。この看護師さんは丁寧に対応してくださったが、不穏な気持ちになった。
 父はこの数日の中では一番元気で「退屈だ」と頻りにいう。とっくにカードの度数が0になっていて映らなくなっているはずのテレビのことをいいだす。
 「私は何度も入院してきたが、正月を病院で過ごすのは初めてだ」
 僕も今年の正月は父と過ごせると思っていた。
 父の状態についてここに書くのはばかれるようになってきた。治療が功を奏してよくなれば、と思う。
 父が入院している病院の外来で二ヶ月毎に薬を出してもらっているのだが、父のことに気を取られているうちに薬を切らしてしまったことに気がついた。5日まで外来は休みである。
 夜、胸のあたりがひどく気持ちが悪く、すわってられなくなった。

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日記」カテゴリの記事

コメント

 この一週間のあわただしいご様子お見舞い申し上げます。私の母も去年入院した頃は私より多く母と会っているおばも別人かと思うほど表情、動作、考えが緩慢で、それにもかかわらず入院を言いやがる母に私は身体的な症状よりも脳の萎縮が心配で脳のMRIを撮ってもらったほどでしたが、身体的症状が改善されたら頭脳的症状も改善されてきました(もちろん、元に戻ったわけではありませんが)。お父様もお薬が効いてきたら入院していることに納得できるのでしょう。
 それよりも岸見先生です。カルテがその病院にあるのならぜひ、うそでも胸が苦しいだの脈が早いだのと症状を訴えてでもお薬を入手してください。時間外救急受診などという名目で院内処方が可能かと思います。病棟の看護士さんにどんな方法があるか聞いてみてください。結構簡単に入手できるかもしれません。
 お返事ご無用です。ご家族皆様お正月準備など放っておいてゆっくり休養されることを願っています。

投稿: ちばちゃん | 2008年12月30日 (火) 16時51分

 父の入院は急なことで大変でしたが、昼間、父と一緒に過ごす必要がなくなったので、横になれる時間も取れるようになりました。今年は年末も年始も病院に通っているので、年末、年始の感じがしません。
 入院してから以前にまして息切れがひどく気力も落ちたように見えますから入院してよかったのだろうかと思うこともありますが、入院していなければもっと大変なことになっていただろうと思い直しています。まだ積極的な治療の段階に入ってないので目に見えた症状の改善が見られなくて、病院に行く時いつも緊張してしまいます。

投稿: 岸見一郎 | 2009年1月 3日 (土) 00時19分

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