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2008年11月 6日 (木)

自立を援助する

soft wild flower...

 父の家に行く時、大抵、田んぼの中の道を歩いていく。途上で写真を撮る。これはミゾソバ。小川に日の光が反射していた。
 今日も病院へ。昨日解決しないことがあって出かけることになったのだが、父が受診していた病院が実にいい加減で、紹介状が役立たなく再度問い合わせなければならなかったからである。ところが再度の病院からの情報提供要請もすぐに実行されなかった。ようやく今日父の診察中に医師の下の名前は何かという電話がかかってきた。すぐにファックスが送られてくるかと思っていたら結局間に合わなかった。こんなことはあったが、皮膚科で薬を全面的に変えた。きっとよくなるだろう。
 ところで昨日の内科、今日の皮膚科で処方された薬は種類が多く、服薬管理が必要だと思った。というのも一種類、一錠増えただけの朝の薬を見て、父はこんなに多いのか、前はこんなに飲んでなかったという。出ていた薬を飲めてなかったかもしれない。未使用の塗り薬も発見した。塗ってなかったということである。しばらく毎食毎に確認しようと思う。
 父はいう。
 「いろんなことができなくなってしまってなあ」
 「それは仕方がない。できないことがあっても恥ずかしいことではない。でも、頼むから、できなくなったことはできなくなったといってほしい」
 「そんなんでいいのか」
 「そうしてもらわないと困る」
 「そうか、わかった」
 僕の方は、他方、父ができることをとりあげないようにしないといけない。今朝行ったら洗濯がしてあった。自立支援の方法は子どもの場合と同じである。
 同じことを何度もいっても、そのことを非難しないで、初めて聞いたように対応すること。コンロの火は使えないようにしている(解除は簡単だが)。「(長い距離を)歩けるようになったら、街に行こうな」といったらうれしそうにしていた(まわりに民家がないところに隠居している)。

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コメント

介護認定4になり、自分の身の回りのことはほとんど出来ないお姑さんでしたが、洗濯物をよくたたんでくれました。後でたたみなおさなければいけなかったのですが、慣れない我が家に来て、随分肩身の狭い思いをされているんだろうな・・と思うと出来る事をする事で、本人の気持ちが楽かなと思いました。認知症が進み猫の幻覚が見えるようになった時、傘で猫を振り掃う後ろ姿に、ありがとうと言いました。

投稿: おりひめ | 2008年11月 7日 (金) 10時47分

 洗濯物をたたまれたという話を読み、父のことも思うと、自分が役に立てていると感じられることは大切だと思いました。実際に貢献できているかは別としてもです。母(父にとっては妻)が若くなくなり、しばらく、父と二人で暮らしていた時のことをよく思い出します。思い出しますが、そして、その時の関係はかなり大変だったのですが、その時のことは今の父との暮らしには何も関係ないということもわかります。まだまだおりひめさんの境地には遠いようです。

投稿: 岸見一郎 | 2008年11月 7日 (金) 14時18分

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