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2008年11月16日 (日)

父のリハビリ

slipping  back in time to the past ...

 少し疲れてしまってゆっくり寝たいところだったが、父が待っているので頑張って早く起きる。
 今日は父を散髪に連れ出した。雨模様だったが散髪を終えた頃には雨が上がり、少し日が差した。マンションまで10分ほど(父の足で)歩いてもらい、一緒に昼食を取った。寒いから帰るといったが夕食までいてもらうつもり。今はよく寝ている。
 朝、父の家で食事をした後コーヒーを飲みながら、父の昔話を聞く。流線型の蒸気機関車が走っているのが家から見えたという。父の妹(僕の叔母、後に若くして亡くなった)が最初養女になったが義母とそりがあわず、父が代わって養子になり、母と共にこの家にきたということだった。この母、つまり僕の祖母のことについては少し本の中で触れたことがある(『アドラーに学ぶ』p.164)。僕はこの祖母にずいぶん甘やかされたが、今でいう認知症で寝たきりになってからは関わりがなくなった。何年その状態が続いたかはわからないが、仕事をしていた母が家にいるようになったこと、ある日、常とは違う気配がし、母が慌ただしく廊下を行き来していたのを思い出す。その時、僕がどこにいたかは思い出せない。祖母が亡くなったのである。
 夕方までマンションにいてもらおうと思ったのだが、急に帰るといいだした。歩いたらかなり時間がかかるがそれでも歩くかとたずねたが意志は強かった。僕が早足で歩けば、13分ほどの距離である。途中何度も休みながら、40分ほどかけて家に帰り着いた。
 意欲、気力の減退が目下一番の問題である。僕には精神面での援助しかできない。精神面での援助ならできる。
 写真は父の家の近くにある保津川下りの乗り場で。朝日で川面が輝いていた。ここから2時間ほどで嵐山に着く。父とここまで散歩する。父はいつもいう。「私が知っている船頭さんはもう誰もいない」と。今はその人たちの子ども、孫が仕事を引き継いでいるのだろう。

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